Global Skills Initiative Japan(※)は、若者のキャリア形成にかかわる支援者のICT(情報通信技術)についての理解状況と支援活動についての調査を行いましたので、調査結果を発表します。

(※)Global Skills Initiative Japanはマイクロソフトの全世界的な取り組みの一つで、新型コロナウィルスの影響により就労・雇用に影響を受けた方達のスキルアップと雇用可能性の拡大のために、日本マイクロソフト株式会社が様々な領域のNPO等と連携して展開する就労支援プロジェクトです。

本調査に対して、キャリアコンサルタントを中心に、626名のキャリア支援者から回答がありました。調査の結果、キャリア支援者の立場から見て、ICT関連産業は魅力的な就労先と認識されている一方で、支援者自身は当該産業について理解できていないと感じている支援者が多いことがわかりました。また、ICTに関する情報収集を行うための機会が必要という回答も多く寄せられ、当該産業に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。

◆調査報告書のダウンロードはこちら

以下、本調査にご尽力いただいた古今堂さまよりコメントをいただいております。

コロナウィルスの感染拡大に伴いキャリアコンサルタントを取り巻く環境は大きく変化している。
キャリアコンサルタントの面談もwebを活用した非対面のものが当たり前になった。
ITと一口に言っても、従来のハード・ソフトだけではなくマーケティングやテレワークなど企業活動の重要な部分を占めるに至っている。
つまりキャリアコンサルタントのIT対応とは狭義のコンピューター業界に留まらず、産業全体に広がっていると感じるのである 。
今後の産業構造の変化の中で、キャリアコンサルタントの対応能力が問われている。

関西カウンセリングセンター理事長 古今堂靖

●調査概要

-調査名

-対象者
キャリアコンサルタントなど、就職支援に携わる支援者(有効回答数:626)

-期間
2020年10月6日~2020年11月13日

-方法
インターネット調査

-調査項目
・IT関連の情報収集状況
・自身のIT理解度
・就職先としてのIT業界の魅力に関する認識
・キャリア相談時のIT業界の位置づけ
・IT業界への就職を薦める人の適性
・IT業界についての理解を深めることの重要性と機会

●Global Skills Initiative Japanとは 
Global Skills Initiativeは、マイクロソフトの全世界的な取り組みの一つで、新型コロナウィルスの影響により就労・雇用に影響を受けた方達のスキルアップと雇用可能性の拡大のために、日本マイクロソフト株式会社が様々な領域のNPO等と連携して展開する就労支援プロジェクトです。 
 
日本では、まず、若者支援に取り組むNPOと協働して「若者TECHプロジェクト(事務局:認定NPO法人育て上げネット)」を展開しています。今後、さらに幅広い分野のNPOと協働し、新型コロナウィルスの影響で就労や雇用に不安を抱える方達に機会提供していきます。 

●お問合せ
以下よりご連絡ください。
Global Skills Initiative Japan事務局
担当:伊野 滉司(Ino Koji)
メールアドレス:gsi@sodateage.net

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